【姉と初体験】実家で近親相姦し続けた、ガリ勉姉弟の日常

僕と姉は子供のころから仲がいい。
実家の近所でも仲良し姉弟として知られているくらいだ。
もっとも、そうしたご近所の人たちの評判には、昔から多少の哀れみや呆れが含まれていた。

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友だちのいない僕と姉が行き着いたセックスという選択

それは、僕たちの家庭環境故だった。
別に恵まれていなかったとは思わない。
それどころか父親の収入は平均以上だったし、両親ともに育児には熱心だった。
姉と僕で差をつけられるようなこともなかったから、お互いに対して嫉妬するようなこともなかったと思う。
両親の夫婦仲もよかった。
スポーツマンあがりの鍛えられた肉体を持った二人のコンビネーションは、そこだけをみれば理想的な家庭と言っても言い過ぎではなかっただろう。

ただ問題は、両親の熱心さの方向性だった。
両親は二人そろって僕らの友人関係に徹底的に口を出してくるたちだったのだ。
もっと具体的に言うと、彼らが気に入らない友人たちと僕らを、徹底的に遠ざけようとした。
そして残念なことに、両親にとって、僕らの友人は九割九分、その対象だった。
なまじ収入がいいせいか、彼らは周りの家庭を格下と見下しており、友人たちのほとんどは取るに足らない…というか、むしろ僕と姉を堕落させるものと捉えていた。

家に連れてくるなんてもってのほか、友人の家に遊びに行っていてもわざわざ連れ戻しに来るという有様だ。
しかもそのたびに差別感情むき出しの本音を大声でわめくのだから、いくら小さい子供とはいえ、その悪意には気が付く。
まして、友人の親なら、なおさらのことだ。
その行動だけでも、まともな関係が結べない家庭だという事はひとめでわかっただろう。

一度まともでない家庭というレッテルがつくと、あとは早かった。
家庭のレッテルをものともしない人もいくらでもいるのだろうけれど、僕らにはそれを跳ね返すだけの社交性も個性もなかった。

僕と姉は学校で孤立した。
幸い、いじめに発展することはなかった。
何しろ、切り傷ひとつでも目の色変えて怒鳴り込んでくる親だ。
怒鳴り込むだけならまだいい方で、教室に乱入してきたことさえあった。ひどい時には相手に自ら鉄拳制裁を加えたことさえある。
よくもまあ訴訟沙汰にならなかったものだと思うけれど、周囲からすれば、むしろ関わりたくないというのが本音だっただろう。
スポーツマン上がりのムキムキの身体で目を剥いて拳を振り回す姿には、何をされるかわからないという恐怖感しかなかったはずだ。

結果、波風こそ起こらなかったが、その代わりに友人は見事なまでにひとりもいなくなった。
き●がい一家。
それが、僕たちに与えられた周囲からの評価だった。

だから、僕と姉が必要以上に仲が良くなったのは、やむをえなかったという部分も大きい。
遊ぶ相手が、他にいなかったのだ。

僕らは時間の合間を縫っては、近所を遊びまわった。
いつも姉弟でいっしょという気恥ずかしさはあったし、近所の人たちの目も気になったが、今さら気にしても仕方なかった。
ただ、そう割り切っていてもあまりいい気分はしなかったこともあって、自然にお互いの部屋で過ごすことが多くなった。

遊ぶとはいっても、前提が前提だ。あまり楽しい時間ではなかった。
日本人形のような顔立ちの姉は、控えめに言ってもかなりの美人だったけれど、彼女と過ごす大半は、愚痴と嘆きで占められていた。

「あんたさ…どう思う?」

ベッドに腰かけて、うつろな顔をした姉が言う。
切れ長の目には光がなく、ニコリともしない。真っ白な肌には、精気のかけらも感じられなかった。
もっとも、僕だって似たような表情だったろうから、人のことはいえないのだけれど。

「何がよ」
「…毎日、つまんないよね」
「…ああ」
「なんで、こんな家に生まれちゃったんだろうね」
「同感」
「…こんなことになるなら、産んでほしくなかったよ」
「だよなあ」

子供がこんな会話をしていると知ったら、普通の親なら泣き崩れるかもしれない。
だけれど、それが嘘偽りない、僕と姉の日常だった。

親の教育方針は、僕らが大きくなってからも変わらなかった。
進学してもそのたびにいきなり学校に乗り込んでくるので、周囲からの扱いも変わらない。
むしろ年齢が上がった分、あきれた目で見られることが多くなっていた。
孤立しているのも嫌だったが、周りの目が恥ずかしくて仕方がなかった。

この頃になると、僕らもさすがに悟っていた。
まともな暮らしを手に入れるためには、もうこの家を出るしかない。
就職でも進学でも、とにかく親の手の届かないところに行くしかなかった。

もちろん、こういう暮らしを長くしてきただけに、僕も姉も対人能力は限りなく低かった。
それは自覚していたから、将来に対する自信なんてなかった。
いまさら家をでたところで、ロクな人生にならないかもしれない。
けれど、そうだとしても、この生活をずっと続けるというのだけは嫌だったのだ。

 

やりたいこともなかったので、僕はとりあえず勉強に時間を割くことにした。
学年が上の姉は既にそういう生活に入っていたから、勉強への抵抗はなかった。
両親は学歴主義者な面も強かったから、僕らの内心はつゆ知らず、単純に喜んだ。
ただ、その結果として、僕らは以前にも増して家から出ることが少なくなっていった。
学校にこそ行くものの、外に出るのはそれだけだ。
授業が終われば速攻で家に帰って自室にこもる生活だ。
ときどき姉とお互いの部屋を行き来して会話をするのが、唯一の息抜きだった。

勉強が大半を占めるようになった暮らしは、思いのほかやりがいはあった。
なにしろ、家を出るという明確なゴールがある。
それは、僕にとってうまれてはじめての、目標のある生活だったのだ。
とはいえ、学校にいけばどうしたって、楽しそうに日々を謳歌する同級生たちが目に入ってきてしまう。
彼らを見ると、自分がいかにもみじめに思えて、つらかった。
できるだけ彼らを意識しないようにはしてみたが、毎日のように、僕は心の中をヤスリでゴリゴリと削られるような気分だった。
今だけの辛抱だ、そう思っても、あまり効果はなかった。

特に僕にとってきつかったのは、カップルで廊下を歩いている連中を見る時だった。
友人関係さえおぼつかない僕にとって、恋愛関係なんて、雲の上の出来事のように思えていた。
だから、その雲の上の関係を平然とこなす彼らは、神様か何かのように見えたのだ。
第一、僕だって性欲がないわけじゃない。
うらやましさと劣等感を同時に刺激される彼らの日常は、見るに堪えなかった。
勉強していても、ふっと気を抜いたときには、彼らの交わる姿を想像してしまう。
そのたびに、情けない気分にまみれながら、僕は勃起した股間をしごいた。

そうした心持ちだったのは、姉も同じだったようだ。
ある日、姉はいつもどおり僕のベッドを椅子代わりに座りながら、ぼんやりと言った。

「ねえ、変なこと聞いていい?」
「何?」
「あんた、彼女っているの?」
「…いると思う?」

あまりにも意味のない質問だった。
誰が見たっていないのは見え見えなのだ。聞くまでもない。
だから、僕の返答の声には、まったく力はなかった。
もちろん、姉の声だって同様だ。

「思わない」
「だろ?そういう姉ちゃんは、彼氏いるわけ?」
「…いじわる」

そういって、姉は膝を曲げて、体操ずわりした。
顔を膝のあたりにうずめる。

「…ほんとにね…わたしたち、どうなっちゃうんだろう…」
「勉強、くらいだよな、今できるのって…姉ちゃんだってそうだろ?」
「そうだけど…でも、この先に何かあるのかなって時々思うの」
「そりゃお互いさまだろ…でも、やるしかないじゃんか…」
「うん…そうなんだけど…」

実際、僕だって気分的には最悪だった。

「つい、考えちゃうんだ。わたし、いつか恋とか、結婚とか…そういうこと、本当にできるのかなって」
「そりゃわかんないけどさ…でも、姉ちゃんなら相手はいるでしょ、顔いいんだから」
「あんたも言うわね。普通弟がそんなこと言わないわよ?」
「客観的に見てだよ」

確かに弟の立場でこういうことをいうのは相当変だ。
けれど、かといってそれほど的を外した褒め言葉とは思わない。
こんな家じゃなかったら、そして対人能力さえあれば、姉は相手にまったく不自由しないくらいの容姿だったからだ。

「…まあ、褒めてくれるのは素直に受け取るけど…あーあ」

さらに膝が曲がる。
一応ロングスカートなので露出はもともと少ないが、弟相手ということもあってスカートを抑えたりもしていない。
だから、スカートの奥が僕の位置からは丸見えだった。
無防備もいいところだったけれど、幼い頃から一緒だったわけだし見慣れた光景ではあった。
だから、この時までは、僕は姉のスカートの中に何の感慨も持っていなかったのだ。

「あんたさ…Hって興味あるの?」

唐突に姉が切り出してきた話題。直球の問いかけが、僕の脳みそを直撃した。考えてみれば、それは僕が姉の無防備な姿にある種の意味を見出すようになった最初の発端だった。

「え、えっ…?」
あまりの脈絡のない話題に素っ頓狂な声を出しそうになった僕に、姉は慌てたように人差し指を唇にあてて「シーっ」と言った。
俺も慌てて、口ごもった。

実家は密封性は高い作りだったけれど、かといって防音完璧というほどじゃない。
階下には母がいるのだ。こんな話をしていることがバレたら、どうなるかは考えるまでもなかった。
無意識に、汗が染み出てきた。
ただ、それは母のことだけを意識しての発汗ではなかったと思う。

「わ、悪い…でも、Hって…」

声を思い切り落として小声で問い返す。

「何よ、照れちゃったの?」
「そ、そういうわけじゃないけど…」

照れているというよりは、姉の口からそういう単語が飛び出してきたことに戸惑っていたというのが正しい。
姉はそういう事を口にしたことはなかったし、容姿的にもそういう話題を語りそうな雰囲気ではない。なにより、身内とこんな会話をすること自体、それまでの僕の常識ではあり得なかった。
むしろ、これに関しては、うちみたいな家庭でなくたってそうだろう。
けれど、姉はその話題を止めることはなかった。

「それならいいじゃない。興味、ある?」
「ま、まあ、…そりゃ興味はあるよ」
「そりゃあるよね…」
「ね、姉ちゃんは」
「あるよ。もちろん」

フーッと息を吐く。
姉の身体から、力が抜けでていくようだった。
脱力したのか、姉の脚が大きく開いた。膝こそスカートに覆われていたけれど、奥を隠そうとかいう気配は相変わらずまるでない。
だから、ますます中が見えやすくなった。

白い太もも、そしてその奥。薄いブルーの下着。
さっきまでだって見えていたのは変わらないのだけれど、何故か急にそれが色っぽく感じられてきた。
間違いなく、話題のせいだった。
姉が、Hに興味を持っている。
いつか挿入されることに、興味を持っている。
そう思うと、これまで意識しなかったのが不思議なくらいに、彼女のスカートの中がいやらしいものに見えてきたのだ。
姉を女性として認識したのは、この時が最初だった。

「…同級生の女の子たちがさ…最近、Hしたって話をよくしてるのよ」
「えらく堂々と話すんだな」
「うん。席が近いから耳に入ってくるだけなんだけどね…なんか、つらいの」
「つらい?」
「わたし…わたしもね…、いつか、Hすることになるんだよね、きっと」
「…まあ、相手が出来たらすぐだろ…」
「そうなの。だから…不安になっちゃうの」
「ああ、そこね」

相手がいない限りはSEXはできない。自明のことだった。
そもそもその部分に不安を持っている姉にしてみたら、たまらないだろう。
もっとも、それは僕だって同じだったのだが。
自分のこととして想像できない。同級生のことを想像してオナニーしているのが、なによりもそのことを物語っていた。

「…こんなこと言ってても仕方ないんだけどね…」
「まあ、不毛なのは確かだよな…」
「…そろそろ勉強しようか」
「ああ」

姉はベッドから立ち上がる。
ロングスカートが、彼女の下半身を覆い隠した。

「頑張ろ」
「姉ちゃんこそ」

ひらひらと手を軽く振って、姉は僕の部屋のドアを閉めた。
部屋に静寂が訪れた。
机に戻ろうとして、僕は自分が勃起していたことに気づいて、唖然とした。
ちょっと待て。
俺、姉ちゃんに…?
頭をブンブンと振った。
けれど、さっきまで目の前にあった姉のスカートの中と、彼女と語り合った内容は、その日、とうとう最後まで頭の中から消えてくれなかった。

 

 

そのとき以来、姉は僕の部屋にやってくるたびに、Hについての話題を持ち出してくるようになった。
僕も最初のうちは戸惑っていたものの、あっさりとそれに慣れた。
エロ話を語る相手さえいなかったのだから、姉がその相手をしてくれるのなら僕としては大歓迎だ。姉にしても大っぴらに語れる相手ができて少し嬉しそうだったし、何も問題はなかった。

僕らはコンプレックスが大きすぎたから、話す内容自体は悲観的な、お世辞にも明るいとはいえないものだった。ただ、何度も何度も話していると、それでは飽きてくるし、話題も持たなくなってくる。
だから、回を重ねていくうちに、僕と姉の会話はどんどんエスカレートしていった。
二人とも知識と妄想だけで話をしているのだから、生々しさはない。それを僕たちは露骨さでカバーした。
半年ほどたったころには、僕たちの語り合う内容は、SEX中の体位だの性器の中でも指の動かし方だの、意に入り細に入ったものになっていた。

それだけならよかったのだけれど、会話を交わすたびに僕の姉への意識はより高まっていった。
はっきり言ってしまうと、僕は姉に対して、明確に性欲を抱き始めたのだ。
正常位の話をすれば、脳裏にベッドに横たわって脚を大きく開いた姉の姿が目に浮かんだし、クンニの話などでも同様だった。
姉は相変わらず僕に対しては全く無防備で、だから僕は目の前でパックリ開いた彼女のスカートの奥を盗み見ながら、股間を膨らませるのが常になっていた。

もちろん、罪悪感や背徳感はひどいものだった。
けれど、一度意識してしまった以上、今更妄想を抑えるのは無理があった。
だから、せめて妄想にとどめようと思っていた。
頭の中で考えているだけなら、それだけのことで終わらせられる。
勃起はしても、姉と話す時には座り姿勢だから、バレてはいないはずだ。
このままいけば現実に影響は出ない。
だから我慢しろ。
そう、自分に言い聞かせていた。

その危ういバランスを破ったのは、姉の方からだった。
考えてみれば、姉が気づいていないわけもなかったのだ。
伊達に長年姉弟をやっているわけではない。
いくら勃起はごまかせても、彼女にとっては表情をみるだけで、何を考えているのかは読めていたのだろう。

そして、そんな僕相手に自分が何をしたいのかも。
あれだけえげつない話を連日しているのだ。性欲が高まっていたのは、姉だって同じだったのだ。

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