廃虚になった団地の屋上で兄に抱かれた女

わたしの実家の最寄り駅のそばには、古びた大きな団地の敷地が広がっています。
団地とは言っても、誰も住んでいません。
団地まるごと全部が廃虚なんです。

もったいない土地の使い方だとは思うんですが、それも仕方がありません。
人口が多かったころはともかく、すっかり寂れてしまった今の市にはそぐわず、解体を待つばかりになっていました。
その解体でさえ、まだ手つかずのようですが。

ただ、わたしにとってはその団地は、それなりの意味がありました。
学生時代の「仕事場」だったんです。

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故郷も家族も捨てたい…秘密のお仕事の行き着いた先は兄妹相姦だった

その仕事というのは、男の人の相手をすること。
おおかたの内容はこれだけでもわかってもらえると思います。
もちろん、ちゃんとしたお店とかじゃありません。
通っていた女子校の、そういうことをしているグループに入れて貰ったんです。

そこまでしていたのは、別に遊ぶお金が欲しかったわけじゃありません。
少しでも早く、この街から出たかったんです。

だいたい、この街に遊ぶ場所なんてありませんでした。
駅前に小さなショッピングセンターがひとつあるくらい。カラオケ屋さえ潰れてしまうような街です。

そんな街は退屈でしたし、何より雰囲気がよどんでいました。
将来のことを考えても、就職先の選択肢さえロクにないんです。
求人誌もペラペラの薄さでしたし、この街にいる限り、先がないことはわかっていました。
同世代だったらみんなわかっていましたから、状況が許すならみんな外にでていくのが普通だったんです。

ただ、わたしの場合は、それに加えて、いえ、それ以上の理由がありました。
自分の家族が大嫌いだったんです。

両親は別に悪人というわけではないんですが、二人そろって気が強すぎたんです。
子供を3人作っておきながら、いちいち当たりがきつく、罵声が飛び交うことがしょっちゅうでした。
ですから、家はいつもどよんとした雰囲気で、あったかさなんて微塵もなかったんです。

そんな育ち方をしたからか、わたしたち兄妹の性格もひん曲がっていました。
わたし自身、自分で性格がいいとはまったく思いません。

ただ、ふたりの兄はそれ以上でした。

下の兄はすっかり陰鬱になり、学校には行くものの、普段は家でわけのわからない言葉をぶつぶつつぶやいている有様です。
ただ、それでもわたし自身に害がない分まだマシでした。

問題は、上の兄でした。
一見明るそうですが、実はずる賢く、立ち回りだけがうまい性格。
学校は違いましたが、相当えげつないことをやっていたようでした。
顔はいいので女の子とも付き合っていたようでしたが、やっては捨てるという感じだったようで、人づてに聞く評判は最悪でした。

それだけならまだいいんですが、兄の女癖の悪さはわたしにとっても脅威でした。
なにしろ、わたしを見る目がどうみても妹を見る目ではないんです。
共学校に通ってた頃は同級生からいやらしい目を向けられたこともありましたが、あんな生易しいものじゃありません。
こいつを犯したい。兄の目からは、そういう意思しか読み取れませんでした。

もっとも、立ち回りのうまさゆえか、兄は分別はあるようで、実際には手を出してきませんでした。
でも、肉親にそんな目で四六時中みられるわたしの身にもなってみてほしい。
たまったものじゃありません。

わたしが絶対にこの街を、家を出てやると決めたのは、そういう事が重なった結果でした。
とはいっても、親に頼ることはできません。

わたしが、かなり無理して「仕事」に手を出したのはそういうわけです。
もちろん、抵抗はありました。
でも、一応手を出されていないとはいえ肉親の性欲にこれから先延々晒されることを考えれば、赤の他人とのそういう行為の方が、いくらかマシに思えたんです。
性行為自体は以前共学に通っていた頃に同級生と経験済みだったので、覚悟を決めたらそれなりには割り切れました。

わたしの通う女子校は、よくある不良校ではなく、おとなしいイメージの学校でしたが、それでもその手のことを取り仕切るグループはありました。
むしろ不良校のその手のグループとは客層も被らないようで、すみわけは出来ていたようです。
わたしが入れてもらったころは、そんなに大規模にやっていたわけでもなく、元締めの子のつてで細々とやっている程度でしたから。
彼女は管理手腕にはかなり長けているようでしたし、なにより規模が小さかったから、目をつけられなかったのかもしれません。

他のグループに入っていたらどうだったかは分かりませんが、いざはじめてみれば、仕事の苦痛はそれほどでもありませんでした。

こういうと悪いんですが、お客さんたちには嫌悪感しかありませんでした。
なにしろ、変な人ばかり。
わたしたちとエッチなことをしたいって時点で、まともな人なんているわけがありません。
でも、かぎられたつてからのお客さんだけに、彼らは問題を起こすとまずいという意識はそれぞれ持ち合わせていたようです。
そのせいか、そこまで無理なことをしてくるわけでもありませんでした。

それに、入れられると、心はともかく身体の方はそれなりに気持ちよかった。
たいして経験が豊かなわけでもなかったので、わたし自身、そういうのに向いた身体ではあったんでしょう。
お客さんには大きい人も小さい人も、上手い人も下手な人もいましたが、どんな人でもだいたい感じたので、お客さんに感じる薄気味悪さにさえ目をつぶればそれはそれで悪くありません。
1ヵ月もしないうち、わたしはそこそこの仕事に馴染んでいました。

あの団地に目をつけたのは、その頃からです。
最初はお決まり通り、ホテルに行っていました。
でも、お客さんの中にはホテル代をケチる人もいますし、野外が好きな人もいます。
もちろん嫌でしたが、別に外でするのを止められているわけでもないし、わたしもお客さんは欲しいのは山々でした。
それでしぶしぶ何度か話を受けたんですが、こんな町でもそこそこ人目はあり、気が気じゃありませんでした。

そこで、なんとか見つかる心配のない場所がないかと考えた結果が、あの団地だったんです。
形だけはあちこちに柵がしてあるものの、管理はまるで行き届いていなくて、入るのなんて簡単。

一度、休日に下見に行ってみたところ、まったくひと気がなく、エッチに使えそうな場所はいっぱいありました。
ただ、わたしが求めているのは何よりも「絶対に」見つからない場所です。
選びに選んだ末、わたしが選んだのがある棟の屋上でした。
気まぐれに探検していて、たまたま屋上への扉が壊されているのを見つけたんです。

屋上に出てみると、広々した空間が広がっていました。
少し柵の位置が変わっていて、屋上の縁じゃなくてかなり内側寄りに取り付けられています。
柵を触ってみるとまだしっかりしていることがわかりましたが、万が一壊れたとしても、これだけ縁から遠ければ転落する心配はありません。
この柵に捕まれば、エッチなことをするにもそんなに苦労しなそうでした。
もしかして暴走族とかが使ってるのかな、という心配はしましたが、夜だったら怖いけど、昼間なら使えるかな、と思ったんです。
みつからないって意味では、これ以上の場所はそんなになさそうでした。

とはいえ、今になって考えてみたら、いろいろ怖がる以前に、廃虚って段階でいつ壊れるかわからないんですよね。
そんなところでエッチなことをしようなんて、我ながらよくもまあ思いついたなって思いますけど。

実際に何度か使ってみたところ、誰かがやって来ることは一度もありませんでした。
それに、思わぬ副産物もありました。
お客さんが、ホテルに行くよりもはるかに興奮してくれるんです。
普段は冷静なお客さんも、気分が変わるのか、別人のように鼻息を荒げてむしゃぶりついてきました。

あっという間に、わたしにはリピーターがつくようになりました。
単に人目につかないために探した団地の屋上というスポットは、いつの間にかわたしの売りになっていたんです。
こうして、わたしの懐事情は、少し前が嘘のようにみるみる豊かになっていきました。
この調子なら、就職活動で忙しくなる前までに、なんとか街を出るだけの初期資金は貯められそう。
わたしはやる気になりました。

ただ、わたしはひとつ見込み違いをしていました。
それまでのそこそこ平穏な仕事は、結局元締めの子の手の中におさまる、狭い範囲で範囲でやっていたから。
でも、普通の子が通う普通の女子校の子がそういう仕事をしていれば、遅かれ早かれ噂が流れます。
そして、口づてに広がった噂までは元締めの子がいくらそういうことに長けていたって、止めようがありません。

一度広がった評判が広がっていくにつれ、元締めの子も管理しきれなくなってきました。
お客さんも、それまでのような人たちだけではなく、他のルートから紛れ込んでくる人たちも混じってきて、お客さんの質にバラツキが出てきたんです。
彼女なりにできる範囲でお客さんを見極めるようにはしていたようですが、それにも限度があるのはわたしたちにも分かりました。
彼女だって、こんなことをしていたって結局は素人の学生に過ぎないんですから。
本人も、「あーあ、これならコンビニでバイトしてた方が気楽だったな」とこぼしていたくらいです。

わたし自身、変な人に当たったこともありました。
たまにですが、お尻の方に入れられたこともあります。
それでも、わたしは辞めなかったんです。
決定的なことはまだなかったですし、その頃には就職活動で足を洗う時期まで、あと数ヶ月に迫っていました。

あと少しの辛抱。
わたしにとっては、一刻も早く目先の引越し資金を貯めることの方が何より重要でした。
今考えれば、危機感が麻痺していたんでしょう。
元締めが管理できてない以上、仮に親族がやってきたとしても判別のしようがないということにも気づかずに。

問題の上の兄がお客としてやってきたとき、わたしは自分の判断の甘さを心底呪いました。
それは、就職活動までに一か月を切ったころです。
もう少しだったのに、このタイミングで。
でも、どっちにしても時間の問題だったのかもしれません。
兄はこの手の話には目がないようでしたから、遅かれ早かれ耳には入っていたでしょう。
それに、兄はその頃には卒業していましたから、いくら学校時代の評判が悪かったといってもうやむやになっていました。
元締めの子だって、そこまでは追えないでしょう。

「はは、やっぱお前か。顔とか身体とかの話聞いて、もしかしたらとは思ってたけど当たったなあ」
「よくわかったわね」
「そりゃ一人からだとわからないけどな。何人かから聞けば、それなりに見当はつくさ」
「…兄ちゃん、そこまでしてわたしとしたかったわけ?」
「別にそこまで思い入れはないけどな。俺はやれるんだったらお前でもやるぜ。だいたい、仕事なんだからお前だってあと腐れないだろう?」

もう一度、改めてわたしは自分の判断の誤りを悟りました。
兄がわたしに手を出してこなかったのは、自分の立場が悪くなるのがわかっていたから。

でも、今はわたしも「仕事」です。それも、誰にも絶対に言えない類の。
秘密が漏れることがない保証と、仕事の客という一応の口実までをわたしはまとめて兄に与えてしまったんです。
家を出たかった理由の中でもとびきりのやつを、よりによって自分から引き寄せてしまったようなもの。
心の中で、わたしは自分をののしりましたが、こうなった以上仕方がありません。

「…もらうものはもらうわよ」
「ああ、用意してある。ほらよ」

きっちりお客の立場で、兄は接してきます。これではわたしも、いつもどおりのサービスをするしかありません。
もういい。こうなったら、兄もわたしの門出のための養分になってもらう。
決心して、わたしは兄に言いました。

「確かに。じゃ、ホテル行こうか」
「お前、団地でやってんだろ?聞いてるぞ。そっちのがいいんだけどな」
「ご要望なら聞くけどね。そういうのすきなわけ?」
「単なる好奇心だよ。俺も一度そういうのやってみたくてさぁ」

吐き気を催すような声でした。

それでもなんとか気を取り直して、わたしは兄を仕事場に連れていきました。

「へえ、こんなところ、良く見つけたなあ」

兄は感心したように言いましたが、そのふざけた声色は半分わたしを嘲笑っているみたいに聞こえました。
心の中にドロドロとした感情が湧いてきます。
それでも、その感情を無視して、わたしは淡々とことを運びました。
いつものように柵の近くまでいってショーツを下ろします。
片手で柵を握りしめながら、もう片方の手でスカートをめくって、むき出しのお尻を兄の方に突き出しました。

「さ、どうぞ、兄ちゃん」
「お前もあっさりしてんなあ。そんなんで本当に客ついてんのか?」

この人に限って愛想をふりまく気がなかっただけです。
どんなに内心は不気味に思っていても、普段はもう少しマシな対応をしています。
こんな仕事でも、それくらいの意識はあります。
兄は、分かって言ってるんです。
もともと仲がいいわけでもないわたしの塩対応は、兄にとっては想定内のことだったでしょうから。

「はは、まあいいや。そんじゃ…」
「…!」

兄の太い指が、わたしのあそこをこね始めました。
くにゅくにゅと、しつこくてあらっぽい動き。
うまさでいえば並み以下でした。
まして、相手が相手ですから、やる気なんて湧くわけがありません。
気分は普段のお客さんなんてくらべものにならないほど萎えていました。
それなのに、身体の方はしっかり反応していました。
自分でも触られているうちに、濡れてくるのが分かります。

「ははは…こんなんでも濡れるのか。お前、天職なんじゃねえの?」
「…どうとでも言ってよ。いけそうだったら勝手にどうぞ」
「ああ、勝手にするよ…もういけるだろ。垂れ流しじゃんか」

ベルトをゆるめる音、そして、ジーっと、ジッパーを下ろす音が背後から聞こえました。
振り返ることはせず、できるだけ後ろに意識を向けないようにしながら、わたしは目の前に広がる景色をぼんやりと眺めました。
見渡す限りの夕焼け空。その下に、誰も住んでいない、大きな廃虚が何棟も連なっています。
その向こうに、くたびれた家々がたちならび、はるかかなたでは、いくつか申し訳程度に工場の煙突が煙を吐き出しているのが見えます。
わたしにとっては、ただ殺伐としているだけの光景。
普段はお客さんへの対応で気をとられているからあまり意識したことがありませんでしたが、屋上からの景色はまるで墓場のように見えました。

「よし、じゃ、お言葉に甘えまして」
「えっ…んっ!」

景色に気を取られて感覚が間に合わず、挿入の感触に戸惑いました。
兄のあそこが、侵入してきます。
考えられる限り、わたしにとっては最低な経験でした。
なのに、さっきいじられたときと同じように、わたしは普通に、演技でもなんでもなく声を出していました。
演技なら、どんなによかったか。

「おー、思った以上に締まるな。お前、具合いいじゃんか」
「それはよかったわね…っく」

できる限り声は抑えました。屈辱だったから。
でも、自然と上ずった呻きまでは抑えきることができませんでした。

「いい声で鳴くなあ。んな声出されると、俺もたまらんわ」
「…ん…く…うぅっ…!」

兄がピストンしはじめました。
もう覚悟はしていたからか、中をかき回す棒きれ自体には、今さら違和感はありませんでした。
他のお客さんと大して変わりません。
もちろん、ちゃんと感じるのも同じ。
棒が出入りして、浅い所をこするたび、わたしは自然に声を上げていました。
息が乱れていく。
ただ、それを兄にされているという事実が、悔しくて仕方ありませんでした。

「おいおい、俺ので感じてるのかよ。薄々思ってたけど、お前本当にやらしいなあ」
「そ、そんなことないっ…くっ…」

感じているのは、わたしの身体だけ。
でも、そんなことをたとえ言ったとしても、意味はありません。
身体だけだろうが何だろうが、兄のそれに反応していることには違いないんですから。
わたしは諦めて、ただ兄を早くイかせることだけに集中することにしました。
圧を強めて、兄のそれを絞りあげるように。

「くっ!?おお!?…いい感じだな…。お前、うまいじゃんか…」
「く…んっ、んっ、んっ…あ…!」

もうわたしは何も答えませんでした。
向こうだって、別にそんなことは期待していないでしょう。
本人が言っていたとおりです。
妹という存在と、こういうやらしい経験をしてみたい。要はそれだけでしょうから。
多分、わたしという存在を、この人は家族とは思っていない。
わたし自身が、彼を…いえ、家族全員、この街の全部をどうでもいい、捨てるべき存在としか見ていないのと同じように。

ボタボタと太ももを伝ってくる、自分の体液のしたたりを感じながら、わたしは無心に腰を、兄がイきやすいように振りました。
冷めきった思考とは逆に、背筋をのけぞらせ、膝をがくがくさせながら。

「お…くうぅっ…俺、もう持たないわ…だすぞっ」

背後から兄のそんな声が聞こえた時、その意外そうな声色にだけは、ほんの少しだけでしたが満足を覚えました。
兄の性への根拠もない自信を、多少なりとも覆せたような気がしたんです。
せめてもの自己満足にすぎませんが。

「くぅおっ…」

内部に兄のあの汁が放出されたのを感じたときには、わたしも達していました。
気分は最悪でしたが、身体が改めてぶるっと震えました。
認めたくはないけど、気持ちいい。
さっきまで動き回っていた兄の余韻が内部にじんわり残っているのも、その刺激でまだ自分の体液があふれてくるのも、その通りでした。

ただ、そのときの震えは、普段のそれとは全然違いました。
まるで真冬に、外に裸で放り出されたかのような寒気。
どういう身体の仕組みでああなったのかは今でもわかりません。
ただ、そのとき間違いなく、わたしの中で何かが終わったのは確かでした。
心を黒々としたものが塗りつぶしていきました。

「あー…出たわぁ。お前のあそこ、すげえよかったぞぉ」
「…どういたしまして…」

それでもわたしは、本音を押し隠して、背後の兄にどうにか返事をしました。
声色は自分でも驚いたほどに冷たかったですが。

兄がおそらく見越していたとおり、わたしはその時のことを誰にも言いませんでした。
元締めの子には言っておこうかとも少しだけ思いましたが、それは自分自身の恥と弱みを晒すのと同じです。
それで、何も言わずにそのまま仕事を続けました。
さいわい、兄はその1回きりで、二度とやってくることはありませんでした。
1度したら好奇心の方は満たせたでしょうし、だいたいわたしのあんな対応では、満足感なんてあるわけないですから。
そこだけは、わたしの目論見は成功したことになります。

さいわい、結局その後しばらく仕事をしたところで、お金は目標額たまりました。
そこから必死で全国の仕事をさがした結果、どうにか採用してくれる会社に出会うことができたんです。
大きい会社ではありませんでしたが、それでも今度はちゃんとした、まっとうな仕事です。
やっと、落ち着けそうだ。
もちろん先々の不安はありました。
社会がどんなに厳しいかってことくらいは、学生だったわたしたちの耳にも入ってきていましたし。
でも、それでもわたしは、おそらく物心ついて以来はじめてといっていいほどの安堵感を覚えたんです。

こうして、卒業とともにわたしは早々に街を離れました。
それからなんだかんだと理由をつけて、一度たりとも戻っていません。

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