世の中は不思議なことで満ちている。
俺にとって、そんな不思議のひとつがアンスコの存在だ。
テニスで女の子がスコートの下に履くヒラヒラした奴。
今風にいえば見せパンってことになるのかもしれんけど、
スポーツをするのに、わざわざミニスカと見せパンを組み合わせる必要がどこにあるんだよ?
まるっきり、スケベオヤジの発想だろ。
誰が最初に考え付いたのか知らんけど。
そりゃ、俺も男だから、
女の子が堂々とパンツまがいのものを見せてくれるのは嬉しいけどな。
妹のアンスコを精子まみれに…テニスだけじゃ終わらない兄妹の休日
さて、そんなアンスコだけど、
最近では履く子も少なくなってるらしい。
聞いた限りだと、プロ志向の子の、それもごく一部が履くって程度らしいな。
らしいというのは、俺がテニスをする相手は妹だけで、
しかもその妹がアンスコをいまだに愛用しているからだ。
妹も俺も、テニスは学生時代に授業で軽くならったことがあるだけの初心者だ。
俺に関して言えば、テニスというスポーツが存在することさえ頭からまるっきり消えていたほどだ。
ただ、仕事ばかりしているうちに運動不足になっていたらしく、
診断で引っかかってしまい、少しは運動しろと言われてしまった。
さて、じゃあ何をするかという段になって、妹が声をかけてきた。
テレビか何かでみて影響されたらしく、妹は少し前にテニスを遊び程度に始めていて、
練習相手が欲しかったらしい。
どうせスポーツしなければいけないなら、相手がいた方が続けやすい。
妹がその相手をつとめてくれるんだったら、願ってもないことだ。
まあやってみるかと思ったんだ。
クラブにまで入会までする気はなかったけど、
近所には安く借りられるコートはいくつかあった。
近所のお年寄りが暇つぶしか健康維持かのために、たまに打っているのを
見かけるぐらいだったから、予約もとりやすい。
ただ、最初の練習の日、更衣室からでてきた妹の格好をみて俺は驚いた。
見本のような、今にもアンスコが見えそうな短いスコート。
お前、今時それはないだろ。
え?別にいいじゃない。パンツってわけでもないんだし。
秘かにプロでも目指してんのか?
そういうわけじゃないけど、うまい人の気分になるのって大事でしょ?
形から入る癖は、昔から何一つ変わっていない。
本人が恥ずかしくないというのなら、俺が言うべきことは何もない。
ないんだが、打ち合い始めてみて、俺は本当に困った。
テニス自体は、別にいいんだ。
実力は妹だって大差ない。
どっちかがうまかったりすると試合にならないところだけど、
下手同士だからかえってちょうどいい。
どたばたと無駄に駆けまわる俺と妹の姿は
傍からみたら滑稽だったろうけど、
やってる俺らからしたら子供の頃に返ったみたいで楽しいものだった。
問題は、目がどうしても妹の、スコートの裾あたりに引き寄せられてしまうことだった。
妹の一挙一動ごとに、狙ってるかのようにスコートは浮き上がり、
そのたびにアンスコのヒラヒラが目にはいってくる。
妹はパンツじゃないといったけど、
それはもう、どう呼ぶかという問題だけで、
男からすれば大差はない。
普通の下着に比べれば露出は少なめだとは思うけど、あんまり関係ない。
それをずーっと見せられるんだから、集中できないことこの上ない。
ただ、それでも打ち合ってる間はまだよかったんだ。
一応試合っぽいからそっちに意識は行ってるし、コートごしだから遠目だしな。
問題は、休憩したときだった。
暑いねー。
ホントにな―。
でも、兄ちゃんも楽しかったでしょ?
ああ。たまには運動も悪くないな。
おにぎり作ってきたから、ちょっと休もうよ。
更衣室の横のベンチに座り、俺たちは休憩を取った。
天気のいい日だったけど、
気温は暑いってほどでもなく、
涼しい風が吹いている。
たまに見かけるお年寄りたちも今日はお休みなのか、
俺たち以外には誰もいなかった。
はい。簡単なもので悪いけどね。
これくらいの方がいいよ、ありがとな。
おにぎりを頬張る。
昔から妹のおにぎりは何度か食ってきたけど、
塩加減が絶妙だ。
うまいな。
そう?うれしいな。
妹はまんざらでもない顔で頬をほころばせている。
俺も、いい気分だった。
ただ、妹の下半身にはできるだけ目をやらないようにしていた。
なにしろ、ベンチに座っている妹のスコートは、
もとがぎりぎりの丈しかないうえに、
妹自身が警戒していないものだから
裾が股下寸前まで上がって、その下からアンスコがちらちらと見えている。
さっきまではまだ距離が遠かったけど、
この距離だと見た目は普通のパンチラとかわらない。
ドキマギしていると、先におにぎりを食べ終わった妹は
ベンチから立ち上がり、大きく伸びをした。
あーお腹も膨れた。こういう休日もいいねー。
その時風が吹き、俺の目前で妹のスコートをふわりと持ち上げた。
目の前に、ピンクのアンスコがモロ見えになった。
アンスコをかわいいというやつもいるらしいけど、
敢えて言いたい。あれは、エロい。
できるだけ意識しないようにしては来たけど
至近距離で見せられると刺激が違う。
股間にぞくりとするものを感じたときには、
急ごしらえのスポーツウェアの表面に、
思い切り俺の男根の形が浮き上がっていた。
もう少し休んだら再開しよっ、か…?
笑顔で振り返った妹の顔が、こわばった。
俺も、返す言葉がなかった。
兄ちゃん、男だから仕方ないけど、
こんなところまで来てそれはないでしょ。
すまん。すぐ収まるから勘弁してくれ。
まったくもう…
妹も慣れてはいる。
思春期をずっと一緒にすごしてきた仲だし、
妹は客観的に言っても容姿は水準以上だ。
心ならずも妹の前で勃起したことはこれまでにも何度かあったし、
妹も仕方ないとは割り切ってくれているようだった。
ただ、妹の言う通り、今このタイミングで勃起するというのはあんまりだ。
呆れた顔をして俺の横に座りなおした妹を
できるだけ見ないようにしながら、
俺はなんとか股間を収めるべく、
翌週に迫った仕事の納期のことだとか、
とにかく萎えそうなことを次々に頭に思い浮かべた。
ただ、この時に限って、俺の男根はしつこかった。
まさか一回テニスをしただけで体質が変わったってわけでもないだろうが、
一向に勃ちがおさまらない。
スポーツウェアには、相変わらず
亀の頭がくっきりと陰影を作ったままだ。
四苦八苦しながら、
俺はこの後妹の機嫌をどうとるか、
真剣に考え始めていた。
もう…兄ちゃんったら。
急に妹が甘えた声を出して、俺はドキリとしたが、
妹が俺に寄りかかってきたのにはもっと驚いた。
そんなにあたし、色っぽかった?
そ、そんなわけないだろ。
こんなに勃起してるのに?説得力ないよ。
妹の細い手が、膨らんだままの俺の股間に触れる。
そのまま、さわさわとスポーツウェアの表面に
指を絡ませ始めた。
俺の努力はそれだけで完全に無になった。
スポーツウェアの圧力もむなしく、
男根がはちきれんばかりに膨れ上がった。
お、お前、どういうつもりだよ。
こんな兄ちゃんに言われたくないなー。
そりゃそうだろうけど、冗談にしちゃたち悪いぞ。
冗談じゃないっていったら?
え?
こんなの延々見せられたらさ、
その気になっちゃったって不思議はないでしょ。
そ、その気?な、なんのだよ。
言わなくても、わかるでしょ?
わたしも、久しぶりなんだよね。
妹の顔が静かに近づいてきて、俺の顔にかぶさった。
唇にむにゅっとした感覚があった。
せめて更衣室に入った方がいいんじゃないかと思ったけど、
妹はそのまま俺に覆いかぶさってきた。
ベンチの上に、仰向けに押し倒される格好になる。
その間にも、妹の手は器用に俺の下半身を解き放っていく。
はれ上がった男根が、外に飛び出した。
どうせ誰も見てないよ。このまましちゃお。
妹は、すっかりスイッチが入っていた。
目がとろんとしてしまっている。
俺はあわてながら周囲に目を走らせた。
道路からは建物の影になっているし、
コートの逆側はすぐ林になっている。
確かに妹の言う通り、誰からも見つかりそうにはない。
ただ、それはこの後しばらく誰もやってこなければだ。
危なっかしいことには何のかわりもない。
けれど、妹はもう止める気はなさそうだった。
膨らみ切った股間に、ヒラヒラとした感触と、圧迫感。
妹はもう、俺の男根の上にまたがっていた。
アンスコで包まれた股間を、俺の敏感なところへ
押し付けてくる。
ほら、兄ちゃんの好きなアンスコ。
かわいかったんでしょ?
こすってあげる。
俺と違って体重は軽いから、圧迫感といっても
大したことはない。
けど、刺激としては充分だった。
みるみるうちに、妹のピンクのアンスコは
俺の先走り汁がこびりついていく。
それに、俺の汁だけじゃない。
ん…気持ち、よくなってきたぁ…
アンスコ越しにも感じる、妹の割れ目の感触が、
どんどんしっとりしてくる。
わずかな間に、妹のアンスコのクロッチには縦長の染みができ、
それがじわじわ面積をひろげていく。
ただ、俺の方が耐え切れなくなるのは先だった。
あっと思ったときには、俺は妹の下半身に
精子をまき散らしていた。
ピンク色のアンスコが、俺のなかば黄ばんだ汚汁にまみれる。
一週間ほどオナニーさえ忘れていたせいだ。
臭い汁が糸を引きながら、
アンスコの可愛らしいヒラヒラにまでべっとりと絡んでいく。
あー、ずるい。兄ちゃん、先に出しちゃうなんて。
妹は不満顔だったけれど、
アンスコを汚しまくったことには全然意識が言っていない。
俺の男根を入れることしか考えてなさそうだった。
兄ちゃん、まだできそう?
な、なんとか…
何とかして。妹にここまでさせて、恥かかせるつもり?
きっぱりという妹。無茶苦茶だったが、
妹が俺の勃起でその気になったというんなら、原因は俺にある。
それなら、責任は取った方がいいだろう。
幸い、俺は基礎体力はあるし、性欲も弱い方じゃない。
こうなったら、俺も割り切るしかない。
汚れてもいいか?
うん、構わない。
態勢を変えて、ベンチの上に妹を寝かせ、
アンスコとショーツを脱がせる。
適当な置き場もないので、妹の片足の足首に引っ掛けた。
手に自分の精液がべっとりと絡んで気色が悪かったけど、
この際仕方ない。
妹のま●こをみたこと自体は何度かある。
けど、濡れたま●こを見るのははじめてだった。
正確にいうなら、濡れているなんてものじゃない。
外気にさらされた妹の割れ目は、汁まみれだった。
粘膜はもちろん、太ももの付け根にまで汁が流れ出している。
ひだは左右にパックリと開き、
その中にも透明な体液がたっぷりと溜まっていた。
これまで何人か彼女はいたけど、
ここまで露骨な濡れっぷりをみたことは一度もない。
早く挿れて。我慢できない。
ああ。
ここまで来たら、かえって肝が据わる。
俺は、復活した男根を妹の膣口にあてがう。
それだけで、粘膜の発熱したような熱さが伝わってきた。
そのまま、押し込む。
あ…っ!
声量こそ抑えていたけれど、甘い妹の喘ぎ声が漏れる。
ヌルヌルの妹のま●こはすっかりとろけていて、
挿入もスムーズだった。
加減はしたつもりだったけど、
あっというまに根元までずっぽり入ってしまった。
どうする?
激しくして。今、そういう気分だから。
お前、意外とすごいな。
兄ちゃんに言われたくないよ。
ごもっとも。
妹の希望通り、俺は思い切り腰を振り始めた。
あえて、頭を空っぽにする。
サルになり切った方がこの際都合がいい。
最初は久しぶり過ぎて動きもぎこちなかった。
けど、腰を振っていれば、徐々に思い出してくるものだ。
俺は存分に、青空の下で妹の中をかき回した。
兄ちゃんっ…もっと、もっと突いて…
ベンチの上で、妹は整った顔を真っ赤にしてかすれた声でよがった。
濡れ方はすさまじかった。
男根を引くたび、膣内に溜まった妹の体液が驚くほど大量にかきだされてくる。
俺の股間までがもうべっとりと濡れていた。
どうだ?イけそうか?
もう何度かイってるよ…でも、もっとち●ちん欲しい。
すまん。俺、もう出そう。
えーっ。
二度目だったけれど、何しろナマだし、激しく攻めすぎた。
仕方ないなあ。三度めは、無理だよね?
多分。
じゃあ、最後、思いっきり気持ちよくして。…あっ!
妹の腰を抱え、できるだけ深いところまで男根を突きさす。
もちろん、入口を刺激することも忘れない。
昔の彼女との経験で覚えた身体の動きを、可能な限り再現する。
自分の腰のことも考えずに、俺はありったけの力で妹の中をえぐった。
妹が、まるで風邪でもひいたかのようにガタガタと震え始めた。
お、奥…押さえつけられて…すっご…ああっ!
声量を抑えるのも限界だったらしい。
最後に思い切り大きな声を出して、妹が首をそらせる。
そこで、タイミングよく俺も限界が来た。
男根を引き抜く。
根元まで愛液が絡みついた男根から、
ぶしゃっと小気味のいい音を立てて、
白濁した精液が噴き出し、妹の下半身に飛び散った。
その日は、更衣室でそそくさと着替えて家に帰った。
アンスコもショーツもびしょ濡れだし、
まさかノーパンでテニスをするわけにもいかない。
第一、スコートの中だって、俺の精子まみれなんだから。
帰る道々、妹は何であんな気分になっちゃったかなあ、
とつぶやいていた。
本人にしても、衝動的な行動だったんだろう。
ただ、満足したのは確かなようだった。
兄ちゃん、何気にエッチ上手なんだね。
それなりには練習したからな。お前もすごく艶っぽかったぞ。
そんなこと言っても、何も出ないわよ。
兄妹では決してありえない軽口をたたきながら、
俺はまあ、これっきりだしなと思っていた。
妹の反応を見る限り、そうなるだろうと思っていたんだ。
けど、意外とそうでもなかったんだ。
妹は俺とのセックスがお気に召したらしい。
毎回ではないけど、テニスに行って誰もいなかったりすると、
遠慮なく求めてくる。
こいつ、こんなにセックス好きだったのかと驚くほどだ。
妹のことはそれなりに知っていたつもりだったが、
そうでもなかったらしい。
最近では、セックスまでの俺の反応も面白いらしく、
アンスコが回数を重ねるごとに凝ったものになっている。
あそこまでいくと、もう本来の競技用アンスコじゃなくて
アダルトグッズに近いって気がするけどな。
それにしても、わざわざ兄である俺とセックスしなくてもとは思う。
いくらセックス好きでも、俺との行為はそれ自体が危険だ。
妹なら、俺程度にセックスのうまい男は、その気になれば簡単にみつかるだろうに。
世の中はつくづく、不思議なことで満ちている。