夫はATM。
冷めきった夫婦の間ではおなじみのフレーズでしょうが、
我が家における私の立場はまさにこの言葉そのままです。
いえ、妻の稼ぎがなまじいい分、ATMにさえなれていない。
小銭入れと言った方が適切かもしれません。
無能な父と二女の、心温まる(?)一度かぎりの気まぐれセックス
妻は昔から仕事もなんでもできる、万能といってもいい女でした。
そんな妻が、なぜ私のような凡人の告白とプロポーズを受け入れてくれたのかは、未だにわかりません。
当人も自分で若気の至りだったと言っていますから、そういう年頃だったんでしょう。
告白が受け入れられて私は有頂天になりましたが、まさかその結果がこうなるとは当時は思ってもいませんでした。
天才と凡人はうまくいかない。
最近よく見かける話ですが、私の場合もその通りだったのです。
わたしも多少は出世したとはいえ、
相手は3度の出産によるブランクと転職を経てもとんとん拍子に収入を上げていく、将来を嘱望されたキャリアウーマン。
彼女から見ればわたしの微々たる収入など、無能の証明書のようにしか思えなかったでしょう。
事実、ここ数年は、私はすっかり家庭内での立場をなくしています。
妻の態度はみるみる私を見下したものになっていったのですが、
歩調を合わせるように子供たちまで私を冷めた目で見るようになっていったのです。
オヤジのようにはなりたくないとのたまう長男はまだいい方で、
長女に至っては汚いものを見るような目しかしません。
ただ、だからと言って生活にまったく失望しているわけではありません。
二女とだけは、上手くいっているのです。
親の私が言ってはいけないのでしょうが、
二女はまだ小さなころから、他の二人に比べると、明らかに才能に恵まれていませんでした。
妻の才能が上二人に吸い取られてしまったんじゃないかと疑いたくなるほどで、
運動も勉強も目を覆わんばかり。
人付き合いも要領が悪いですし、決してクラスで中心になれるようなタイプではありません。
友人がいないというわけではないですが、常に後ろからみんなの後をついて歩くタイプです。
最近では友人の真似をして、髪を染めたり制服をいじったりと
かなり派手めになっていますが、
それも二女の友人たちから見ればどこかピントが外れているようで、
よくからかわれていると言っています。
本人も悩んではいるようですが、
こればかりはどうにもならないようです。
ただ、その代わりのんびりしていますし、思いやりはあります。
それに、顔立ちだけは妻の血をうっすらではあっても引いたようで、なかなか整っています。
ですから、目立たないなりに、そこそこの人気はあるようで、その点だけは安心していました。
そんな私と二女の仲のよさは、同類相哀れむという部分が強いのは否定できません。
私と同様、二女も兄や姉に見下されていました。
母である妻も二女に関してはすっかり期待を捨てています。
私と二女にとっては、対等の目線で話ができる相手が、家の中に他にいなかったのです。
ただ、そうした事情だけに、
私と二女は年齢と立場の差があるにもかかわらず、
ほとんど友人のような関係になっていました。
ことに、妻たちがいない日などは、
お互いの人間関係などの込み入った話も、
まったく気負わずにできるようになったのです。
通常、親子の間ではとても交わさないような話も含めて。
もちろん、ところどころで父親としての心配が顔を出すこともありましたが、
私もそれを意識することは徐々に少なくなっていました。
そんな二女と、先日とうとう身体の関係まで結んでしまいました。
とはいっても、間違っても男女の愛情があるというわけではないですし、
ほぼその場の雰囲気のみです。
忘れもしない、土曜日の午後のことです。
妻たちは朝早くから連れ立って温泉に出かけていきました。
私は休日でしたが誘われることもなく、居間で学校帰りの二女とスナック菓子をつまみながら話をしていました。
二女は、休日の補講に出席しないと進級さえ危ういような成績なのです。
散々しごかれたらしく二女はすっかり落ち込んでいましたが、お菓子を出してやると笑顔になりました。
話は弾んでいたのですが、その時、ふと二女の恋愛関係の話になったのです。
「今のところ、付き合った人は三人かなー。そこまで行かなかった人も入れるともうちょっと多いけど」
まだ制服姿のまま、娘はそう言いながら、ポリポリとお菓子をつまんでいます。
私は少し心配になり、危ないことはするなよと言ったんです。
そうすると、二女は何の気負いもなくさらりと、
「心配しなくていいよ。ゴムはしっかりつけてるし」と言ったのです。
親子の壁がなくなり過ぎるというのはこういうところです。
母親ならまだしも、父親とする会話ではありません。
ですが、私は心の中で脂汗をかきながらも、そういうものかと受け入れました。
仲が良くなったとは言っても、父と娘ですから、踏み込むべきではない部分もあると思ったのです。
一般的には、親として指導するのが当たり前なのでしょうが。
ですから、そのことについては触れませんでした。
相手はよく見極めろよ、と、現在の自分を顧みてのアドバイスをしたのみです。
二女は大丈夫といいました。
表情を見る限り、それは事実なのでしょう。
その顔を見ながら、私は今や男と肉体関係を結ぶようになった娘の成長を、多少複雑な気分で眺めました。
そうしていると、二女がわたしの微妙な表情を読んだのか、「お父さん、もしかして娘を取られて嫉妬してるー?」というのです。
もちろん、そういうことはないと答えました。
ですが、二女の言ったことは、当たりではないものの、意外とそう的は外していなかったのかもしれません。
心配だからというのは間違いありませんが、一方で私の中には、
二女が遠くへ行ってしまう様な、知らない存在になってしまうような恐れが
かすかにではあっても存在していたからです。
そして、こちらははっきり異常ですが、そんな遠くへいきつつある娘に女を感じていたのも、否定できません。
もちろん、こんなことは、たとえそうでも、いくら仲が良くても
絶対に二女には言えないことです。
ですが、二女は思いのほか、カンはいいようでした。
いえ、それどころか、事実恐ろしくカンが鋭かったのです。
二女は私をしばらく見つめたあと、
やがて「ふーん」と小さくいうなり、何かを了解したように立ち上がりました。
こうやって改めて全身を眺めてみると、親の目からしてもやはりどこかズレた姿でした。
いわゆる「ギャル」に近いのは確かですが、どこか違う。不良というのも違う。かといって、大人しい印象というわけでもない。
服装や染めた髪の色といった派手な外見と、のんびりした雰囲気や整った顔立ちなどが、いちいちちぐはぐなのです。
ただ、そんな二女でしたが、形のいい脚や太ももと、ブラウスに浮き出た胸の線がやたらに際立つ、すっかり成長した姿は、見事なものでした。
いかに印象がちぐはぐとは言っても、女の身体としてはすっかり完成されています。
その上、少し動くごとに、股下すれすれまで短くしたスカートが、ひらりと揺れ、中の裏地だかキャミソールの裾だかがチラリチラリとのぞきます。
そんな全身をわたしにみせつけるようにしながら、
二女は、これもごくさらりと言いました。
「なんだったら、お父さんも私としてみる?」
何を言っているんだと、さすがの私も言いました。
ですが、二女はまったく動じません。
「そう?お父さん、まったくその気がないようには見えないけどなー」
二女の方がこうした態度だけに、どうしても空気が変わってきます。
なまじ私の中に、後ろめたい感情があるだけになおさらでした。
そして、二女がすり寄ってきて私に抱き着き、
「これでもしたくならないー?今フリーだしいいよ」
と言ったとき、私はどうにでもなれという気持ちになったのです。
身体は、私の心理の変化に敏感に反応しました。
私は、娘の柔らかい身体にしがみつかれたまま、何年かぶりに異性相手に膨らんでくる、自分の股間を感じました。
「ほーら。お父さんだって、やっぱりしたいんじゃない」
二女が勝ち誇ったように言いましたが、やはりどこかのんびりした雰囲気のままでした。
さらりと誘ってきただけに、二女には今から実の父親とセックスするという緊張感などみじんも感じられませんでした。
むしろ、態度だけならあっさりしていると言っていいほどで、困惑したほどです。
ただ、自ら誘ってくるだけあって、性行為のリードとしては見事なものでした。
「よーし。せっかくだから頑張ろうねー」
二女はそう言って後ろ向きになり、自分でスカートをめくって腰を突き出しました。
制服によく合う、ブルーのシンプルなパンティの股布に指をかけ、軽く引っ張ると、中から娘の秘部が露わになりました。
手入れされた陰毛の中で、娘の、若い性器の入口がすこしだけ開き、息づいていました。
「ほら、お父さん、来ていいよ?」
娘はゴムを私に手渡します。
震える手を自らの娘の腰に添えた私でしたが、一度性器を二女の膣口にあてがった後は、頭が働かなくなりました。
最初はおそるおそる、少しずつ入れましたが、やがてそれが全部二女の身体の中に入り込む頃には、私の手の震えは止まっていました。
「お父さん、いい形だね。入ってるだけでも結構感じるよ?」
二女の言葉に突き動かされ、私はおずおずと腰を動かし始めましたが、その動きは見る間に速さを増していきました。
すっかり二女の胎内は熟れていました。すっかり久しくなっていた女の胎内。
新鮮な果実のようにみずみずしいそこは、挿入を繰り返すごとに水気を増していき、私は自らを抑えることさえできませんでした。
娘の健康的な尻の感触を身体に感じながら、私はほどなく、二女の中で射精しました。
「お父さん、うまいじゃん。それに、体力あるんだね」
陰部から汁を滴らせたままの二女を前にして、私の肉棒は、制御がきかなくなっていました。
自分の体力を考えると、あり得ないほどでした。
二回目は、そのまま二女の部屋でしました。
考えてみれば、居間で話すことはあっても、年頃の娘の部屋にはいるなど数年ぶりでした。
今度は裸になった娘は、私の上にまたがり、みずから腰を振りました。
「お父さんのこれ、気持ちいいんだけど、なんだか落ち着いちゃうな」
といいながら。
娘の性器でこすりあげられながら、わたしは自分の上で汗ばみ、あえぐ娘のあられもない裸体と、
うっすらと鳥肌の立った乳房をただ見つめていました。
今度は娘の動きが良すぎたために、思った以上に長持ちしませんでしたが、
興奮のせいか、長年ため込んでいた欲望が大きすぎたのか、
精子の量は決して少なくありませんでした。
自分の身体から肉棒を引き抜き、二女はゴムに溜まった精液をみて目を丸くしました。
「お父さん、よく出るねー。彼氏だって、二回目はこんなに精液出なかったよ?」
三回目は、流れでした。
シャワーで身体を洗おうと廊下を歩いているうちに
私の肉棒はまたもや勃起をはじめました。
もうすでに私はすっかり麻痺しており、
前を行く娘を抱きしめたのです。
「お父さん、私、もうゴムないよ…」
けれど、娘はそう言いながら廊下の壁に手を突くと、私に向かってすっかりお互いの体液にまみれた性器を差し出しました。
「後で病院行ってくるから、お金はお願いね」
とだけ言って。
勃起していたとはいえ、始める前からわたしはこれが限界だろうと思いました。
肉棒全体に、機械で言うなら油が切れたというか、きしんでいるような感覚があります。
ですが、もう私は躊躇しませんでした。
今日の行為はあくまで、二女の気まぐれのようなもの。
おそらく、こんなことはもう二度とないでしょうし、また、あってはいけません。
だからこそ、二女のいうように今日は頑張らないといけない。
心の底から、実の娘の身体を味わいつくさないといけない。
私は最後とばかりに、心のままに二女の胎内を貪りました。
そして、最後の精液を、実の娘の、今の我が家で唯一心を許せる相手の胎内に、全て注ぎ込んだのです。