デカすぎて入らない!苦悩の巨根男のパートナーはガバマンの実妹

昨夜に輪をかけてきまずい食事だった。
二人で向かい合って、もそもそと食べ物を胃に流し込む。
妹は時折ちらちらと僕の顔を伺っていたが、僕は敢えて気が付いていないふりをした。
それどころではなかったからだ。この時点で、僕はすでに妹をひとりの女としてしか見れなくなっていた。
だが、頭ではもちろんまずいことだとわかる。だから余計に動きようがなかったし、下手に何かの反応を返せばボロが出そうで怖かったのだ。

まだ時間は早かったが、食事が終わるとすぐに、妹は出かけてくるといった。

「えらく早いな…」
「うん。大した用があるわけじゃないんだけど。昼過ぎには戻るよ」

用件が何なのかは、聞かなかった。
推測だが、おそらく、ただの散歩だと思う。昨夜は何も言っていなかったし、いきなり仕事というのも考えづらい。
単に、気分転換しようとしたんだろう。
僕自身、この緊迫した空気はつらかったから、妹の申し出はかえってありがたかった。
一度、一人になって頭を冷やさなければ、まずい。

「じゃ、行ってきます」

妹を見送った後、、僕はまず冷たい水で顔を洗った。
それでも気分は変わらなかったから、やむなく目の前のトイレに行って一発抜いた。
昨夜は後ろめたさからできなかったが、もうそんなことは言っていられなかった。
このままの状態でいる方がよっぽどまずい。
自分の欲望が、あってはならない相手に向きつつあるのがひしひしと感じられた。
それは、僕なりの危機感だったが、しごいている間も、僕の頭の中には妹のあられもない姿が浮かび続けた。
打ち消そうとしても無駄だったから、仕方なく、僕はそのまま妹の絶叫を想像しつづけた。

みるみるうちにち●ぽには血管が浮き上がり、あっけなく僕は射精した。
ほどなく、凄まじい罪悪感が襲ってきた。
けれど、気分がさっきまでよりも断然落ち着いたのは確かだった。これでいい。ただ、昨日からの突拍子もない会話に刺激されていただけだ。
行動にさえ移さなければなんとでもなるし、しばらくそうしていればそのうち忘れられるだろう。
そう思うと、なんだか安心した。とたんに、ものすごい眠気がやってきた。
ただでさえ一週間分の仕事疲れの上に一睡もしていなかったのだから、当然ではあった。

自室に戻るか考えたが、それすら億劫で、僕はリビングに再び入った。
ソファは僕が寝るには狭い。
クッションを床にほおり出し、それを枕にして倒れ込んだ。
腰に巻き付けた上着が窮屈だったから、それをほどいて乱暴に放りだし、ズボンのベルトをゆるめる。
締め付けがなくなった身体はひたすら重く、まるで床に押さえつけられているようだった。
意識を失うまでには、5分とかからなかったように思う。

その時見た夢は、今でも忘れられない。
妹とまぐわう夢だ。
欲求不満もここまでくるとひどいものだが、自分でも気づかないうちに内心にわかだまっていたものはあったんだろう。

夢の中の妹はひたすら貪欲で、僕のモノをすんなりと胎内に収めたまま、もっと、もっととせがんだ。
僕もその声にこたえるかのように、一心不乱に腰を振り、何度も何度も妹の胎内に射精した。
射精し続けるうち、あたりがなんだか白く霞がかってきた。
周りが何も見えない。妹の身体しか、見えない。というよりも、周りには何もなかった。
顔を汗のしずくで濡らした妹が、「もう一回」と何度目かのおねだりをしてきたところで、何かの音がした。
急に妹の姿がゆがみ、消えた。
そして、いつの間にか僕は目をあけていた。
よほど深く眠ってしまっていたのか、頭がぼんやりしていて、すぐには自分が目覚めたことを自覚できなかった。

見慣れた、居間の天井を僕は見上げていた。まだ、焦点が定まらない。
どれくらい寝ていたんだろう…ぼんやりそう思っていると、すぐそばに誰かの気配がした。
気だるく目線を動かすと、足が目に入った。夢にぶっ倒れている僕のそばで、妹が突っ立っている。
ドアを開ける音にさえ気が付かなかったが、おおかた、今帰って来たばかりなんだろう。

妹は出かけた時の服装のままだった。朝履いていたのよりも、もうすこし短い薄手のプリーツスカートが、空調の送風を受けてかすかにヒラヒラしている。
斜めからとはいえ、下からの角度だ。
スカートの中のかなりきわどいところまで見える。レースを施されたスリップの裾が、朝とは違って今度ははっきりと見えていた。
まったく…いい加減注意してやろうとして、僕はふと妹の目線に気が付いた。
妹は、僕の顔を見ていない。僕の身体の中心部…腰のあたりを見つめたまま、目を丸くしているようだ。
なに突っ立ってんだ、こいつ…?
そこまでぼんやり考えたところで、いきなり頭が冴えてきて、我に返った僕は慌てた。
妹が何を見つめているのか、遅ればせながらようやく気づいたのだ。
そして、下半身に走る、あからさまな圧迫感にも。

僕は、朝勃ちしていた。
既に朝と言える時間ではなさそうだったが、そんな言葉遊びはこの際まったく無意味だ。
ちらりと下半身に目をやると、寝そべった僕のズボンは、くっきりと中に収めた肉棒の形に膨れ上がっていた。
寝る前に一度出したとは思えないほどの見事な膨張っぷり。元のサイズがサイズだから、はちきれんばかりだ。
自分でもほれぼれするほどの勃起具合だったが、その時ばかりはそんなことを言っている場合ではなかった。
相手は、年頃の妹なのだ。
いくら経験があろうと、こんなものを見せつけられて気持ちがいいわけがない。

けれど、僕の予想は外れた。
ややあって、妹はポツリと、言った。

「兄ちゃん…こんなに、大きいんだね」
「?」
「大きいっていうか…ズボン越しでもわかる。もう、大きいなんてもんじゃないでしょ、これ…」
「だから、でかいっていっただろ…」
「うん…でもこれ…こんなの、想像以上だよ…」

妹の目線は、一向に僕の下半身から離れる様子がない。
それどころか、なんだか様子がおかしかった。
握りしめた手が、ブルブルと震えていた。
それどころか、よく見ればスカートから伸びた脚もかすかにふるえている。
白い生足の肌が、かすかに光ったように見えた。
よく見れば、汗の粒が浮いていた。

朝の空気感さえ生ぬるく感じるほど、張り詰めた雰囲気だった。
いたたまれない気分だったが、起き上がることさえ憚られた。

少しの沈黙を置いて、妹がまた、口を開く。

「これじゃ、…入らないわけよね」
「わかっただろ」
「うん…でも、兄ちゃん、一度くらいはエッチはしてみたいんだよね?」
「当然だろ。でもいないだろ、そんな子」
「…ここにいるとしたら、どうする?」

妹が何を言おうとしているか、その時、僕は不思議なほどすんなり飲み込めた。
ただ、僕からその先を口にするのはどうしてもためらいがあった。
けれど、妹は僕よりもよほど度胸はあったらしい。

「言ったでしょ。あたしもね…一度くらいは、ちゃんと…中に入ってるの、実感してみたかったんだ」
「…」
「…どうする?」
「…いいのか、本当に…」

やっとのことでそう言った僕の顔を、妹は正面から見つめた。
そして、顔をほころばせた。
もっとも、その笑顔は、かなりこわばったものではあったけれど。

「兄ちゃんがこんなガバマンでよければだけどね」
「…そ、そりゃ…いいに決まってるだろう…」
「あたしは…構わないわよ。もうなんか…同じことばっかり繰り返すのも疲れたし」
「…ヤケになってるわけじゃないよな?」
「それがないっていうと嘘になるけど…でも、どうせするなら、見込みがある相手の方がいい」
「…」

妹は改めてニコッとすると、最後のひと押しと言わんばかりに、いたずらっぽく言った。

「兄ちゃんのことは、嫌いじゃないしね」

その顔は、大人びてはいたものの、幼い頃一緒に遊んでいた頃の彼女とあまり変わっていなかった。
彼女の目論見通り、僕の自制心は木っ端みじんにくだけた。

「に、兄ちゃん、ちょっと!がっつきすぎじゃないっ?」

妹が慌てたように声を上げたが、僕にはもう我慢するだけの余裕がなかった。
フローリングの床にそのまま押し倒し、彼女のスカートの中に頭ごと突っ込む。
裏地とスリップがツルツルと顔に覆いかぶさってきたのをかき分け、前進した。
目の前に、いかにも妹らしい、ブルーの爽やかな下着。そのクロッチの表面に、縦に染みがじっとりと浮き出ていた。
そこに向かって、僕は貪りつくように顔を押し付けた。パンティのつるっとした感触とともに、鼻の頭にかすかに粘液の湿っぽさを感じた。
息を思い切り吸う。

「ちょ…ま、待って…そんなとこ…そんなに嗅がないでよお…」

無臭だったが、彼女にとってはえらく恥ずかしかったようだった。
もっとも、その少し気弱な声さえも、僕を興奮させる材料にしかならなかった。
クロッチに指をひっかけ、軽く引っ張ってずらす。
目の前には、何年振りかに見る、女性器がぱっくりとそのひだを開いて待ち構えていた。
ピンク色の粘膜が、ひくり、ひくりと拍動している。
その中央部に開いた割れ目からは、まだ触ってもいないというのにじくじくと、妹の体液が湧き出ていた。

最初からこんなに濡れているま●こは、僕もはじめてだった。
それだけで、妹も興奮しているのかがはっきりと伝わってくる。
とてもそうはみえなかったが、彼女は彼女で、相当に欲求不満をため込んでいたんだろう。
ためらうことなく、僕はそこに舌の表面を押し付けた。
そして、その間にも滴ってきた汁を吸った。

じゅるじゅるっ…

粘った音が、リビング中にこだました。

「ひ、ひぁああんっ…!」

普段はつつましい妹と同一人物とは思えない、艶めかしい震え声が、喉から吐き出された。
脚に添えた手には、妹の汗のじっとり湿った感触があった。
すでにそこかしこに汗のしずくが湧き出て、流れ落ち始めている。
まだ軽く舐めただけだというのに、妹の身体は水気まみれになり始めていた。
空調もこうなると形無しだ。
もっとも、それは僕も同じだったのだが。

「あふ…に、兄ちゃ…ぁ…ん…!は、はげし…」

舌が、自分のものでないように激しく上下に動く。
その動きにあわせて、ドクドクと妹の身体の奥から体液が流れ出してくる。
そのたびに僕はその液体を余さず吸い取り、味わい、ごくりと飲み込む。口いっぱいに広がる、妹の味。
そして代わりに僕の唾液を妹のひだや割れ目に絡め、流し込んだ。
まだ5分とたっていなかったと思うが、妹のま●こは、既に僕のよだれと愛液でぐちゃぐちゃになっていた。

「は…はあ…はあ…」

妹の息が上がっている。
僕もさすがに呼吸が苦しくなって、一度顔を挙げて妹を見やった。
妹は、真っ赤になっていた。
唇が、プルプルと柔らかそうに震えていた。

「に、兄ちゃんって…こんなにエッチだったんだね…」
「オマエこそ…すごいぞ…」
「うん…人のこと、言えないね…」

言いながら、妹は自分でスカートの中に手を伸ばした。
ぐちゃぐちゃの性器から、愛液と唾液の混ざった液体を指先でいくらか掬い取る。
細い、頼りない指先が、いやらしい汁で光った。
中指と人差し指の間で、それが軽く糸を引いた。
それを、妹は舌先でかるく舐めとった。

「ん…やらしい味…でも、これなら…」
「ん?」
「これだけドロドロってしてたら…兄ちゃんのも、すぐ入るよ」
「どうだろうな」
「入るって。…そうじゃないと、あたしも困る」

そこだけ素で言われて、つい笑ってしまったが、おかげで緊張がほぐれた。
夢中で舐めていたのは確かだけれど、さっきから微妙に不安を感じてはいたのだ。
何しろ、間近で見てみても妹のアソコは、少なくとも外見上はこれまでの彼女と違いはない。
形は微妙に違うけれどそれも個人差の範囲で、本人はガバマンというのが信じ難かった。
見れば見るほど本当に入るんだろうかと思えてしまったのだ。
それだけに、妹の言葉で勇気づけられたのは確かだった。

「フェラ、したげようか?」
「んー、してほしいけど、できるか?」
「もしかして、今までしてもらったことないの?」
「そういうわけじゃないけど、顎が外れそうってよく言われたからな…」
「へぇー」

それでも、いざ目の前にち●ぽを晒すと、妹は目を白黒させた。

「う…直に見ると…」
「納得した?」
「うん…まるでこん棒じゃない、これ…」

言い得て妙だった。長さはもちろんだが、それ以上に俺のそれは太い。自分で見ても、ゴツゴツした印象がある。
その上、昨夜から張り詰め続けた僕のち●ぽはもはや赤黒くなっており、色合いだけを見ても相当に凶悪な姿をさらしていた。
一般的な女の子にとっては、こんなもの、普通に考えても凶器でしかないだろう。
いい歳になるまでそんなことにも気づかなかったんだから、自分の間抜けさにもほどがある。
そんな凶器を妹の手が包み、やさしく握った。

「一応してみるね。無理だったらごめん」

小さな口が、おそらくは彼女の限界まで大きく開かれる。
妹は、そのまま僕の股間に顔を押し付けてきた。
口の中に、僕の凶器が入っていく。

「ん…ンぐ…ぶぷっ…」

進むにつれ、妹の顔が苦しそうに歪んだ。
それでも、妹は上目づかいで、僕を見た。
健気だったが、その様子は相当に苦しそうだった。
見ていられず、僕は目でもういい、と合図した。
妹がそろそろと顔を引く。
よだれまみれになった赤黒いこん棒が、口から排出された。

「ぐ…こほっ…、ふ、太すぎて息、できなかった…こんなのはじめて…」

本当に苦しそうだった。

「わ、悪かった、無理させて…」
「いいよ、それに…苦しかっただけの甲斐はあったよ?」
「え?」
「兄ちゃんの味、おいしかった」
「そ、そうか?」
「うん…興奮してきちゃった。もう、しようよ。…こっちは呼吸は関係ないしね」

妹は、乱れた服を直そうともしないまま、床に寝そべった。

「いいよ…兄ちゃんのペースで」
「言われなくても…」

僕は、妹の股間に飛びついていった。
もはやお漏らしでもしたかのように湿ったパンティを、足から抜き取る。
ゴムをつけようとすると、妹がそっと手で制した。

「そのままでいいよ…」
「え、本当か?」
「うん。飲むものは飲んでるし…それに、あたしにとってもはじめてみたいなものだもん」
「そっか…」
「うん。だから、ね…」

妹の入り口に、既に先走り汁が漏れ出す先端をあてがった。
いよいよだ。こうやって改めて見ると、我ながら本当に巨根になったものだと思う。
その結果散々苦労させられたんだから笑えない。
けれど、これがなければ、妹とこんなことになることはなかっただろう。

そう思うと、また猛烈な罪悪感を感じた。
けれど、妹がそれを押しとどめた。無言で、こくり、とうなづく。
それをみて、僕は覚悟を決めて言った。

「入れるぞ…でも、無理だったらハッキリ言えよ」
「大丈夫だって…楽しみ…」

息を吸い込んで、僕はぐっと腰を前に押し出した。
瞬間、過去との違いが分かった。
これまでのような、入口の段階で阻まれるような硬い感じがない。
確実に亀頭が体内に向かってめり込んでいく。

「んくっ…」

妹が、小さな声を上げた。
無茶苦茶にぬれているせいもあっただろうけれど、妹がかなり緩いのは間違いないようだった。
ただ、それでいて、締め付けは充分すぎるほどきつかった。
いくら妹が緩くても、こちらのサイズがそれ以上に大きいのだ。
僕は慎重に前進する。
ねとねととした膣肉がまとわりつく。少し進むごとに、じゅぷっと湿った音がした。

かなりじわじわと挿入したつもりだったが、ふと見ると亀頭はすっかり妹の割れ目の中に飲み込まれていた。
残された竿に血管が浮き出て、はやく入れろと催促してくるようだった。
膣肉の柔らかい感触に、僕はほとんど感動しながらも、妹をもう一度みやった。
その目尻から、涙がほろりと一筋、流れた。
慌てて、声をかける。

「お、おい、痛いなら言えっていっただろ」
「…ちがうよ。痛くなんかない…」
「だ、だけど」
「違うってば!嬉しいんだよ…入ってきてるのが、ハッキリわかる…」
「…」
「こんなのはじめて…おち●ちんの形が、わかるの…中でビクンビクンしてるのが、はっきりわかる…」
「…」
「こんなに気持ちいいんだなって…あたしにはこういうの、一生ないかもって思ってたから、…つい…ね」

片手の甲で、妹は涙をふき取った。
それから、もう一度僕を見て言った。

「…兄ちゃんがいて、よかったよ」
「ホントにか?」
「うん。兄ちゃんも…あたしのおま●こ、きもちいい?」
「最高だ」
「よかった。あたし、兄ちゃんも、兄ちゃんのおち●ちんも好き…だから…全部、入れて」
「ああ」

ぐっと力を入れた。膣肉の締め付けが一層きつくなった気がしたけれど、それは僕の下半身の圧力をはじき返すほどのものじゃなかった。
ぐじゅっともう一度音がしたときには、僕の巨根は、根元まで妹のま●こに突き刺さっていた。

「あくぅっ!き、きた…奥まで…」
「動いても大丈夫そうか?」
「うんっ…いっぱい、動いて…兄ちゃんのち●ちんで、好きなだけ、突いて…」

妹の声は、多少震えてはいたが、迷いは感じなかった。
だから、僕は思い切り、腰を動かし始めた。

「ああっ!に…兄ちゃんっ!ち●ちん…ち●ちん、すごいよお!」
「そ、そうか…!?」
「大きい…大きい…っ!あたしの中、兄ちゃんの形になっちゃうっ!」

比較対象がこれまでなかったとはいえ、膣の圧迫感からして、妹の方も押し広げられるような感覚を味わっているのは間違いなかった。
乱れ切った声が、先ほどの夢とも比べ物にならないいやらしさで、僕の耳を直撃した。
たまらず、中に埋もれたままのち●ぽが、気合を入れるかのように中で跳ねる。
それに合わせて妹の身体も、電流でも走ったかのように跳ねた。

「ああっ!?…び、びくんってした…あっ!」

かすれる声を聴きながら、改めて身体を揺らすと、ぴしゃっと、先ほどまでよりもさらに汁気を含んだ音が聞こえた。
性器の中に溜まり溜まった体液が、今の拍子にあふれ出したらしい。
さらに、二度三度と前後に動くと、びしゃっ、びしゃっと続けざまに音がした。
どんどん分泌される体液が、動くたびに掻きだされていく。
妹の感度は、どんどん増しているようだった。
抜き差しするたびに顔を左右に激しく振る。声ももう、絶叫に近かった。
そのたびに髪が振り乱され、一部が汗で顔に張り付いていく。

「に、兄ちゃん…激しい…」
「…すこし休むか…?くっ…」
「…そんなのいいよ…」

妹の細い腕と脚が、急に僕の身体に絡みついて来た。
ぐっと引き寄せられる。

「兄ちゃん…、実はイきそうだったりする?」
「ああ…さっきからな…」
「そうだよね、これだけ動いたら、そうなるよね」
「オマエは?」
「あたしも…あとちょっとでもされたら」
「そうか…」
「だから…イかせて。兄ちゃんのち●ちんで…」
「だな」
「はじめてイけるんだな…。兄ちゃんも、思いっきり出していいからね…」
「わかった」

腰を引く。続けて、根元までを妹の中に叩き込む。
それを、腰が砕けそうになりながら、何度も何度も僕は繰り返した。

「ひ、あ、あ、ああっ…!兄ちゃん…兄ちゃんっ!」

妹が首をのけぞらせて叫ぶ。
細い首には、ハッキリと血管が浮いていて、それが妙になまめかしかった。
歯を食いしばっていたが、いよいよ限界だった。
ち●この中心が、猛烈に熱さを感じた。

「く…も、もう…我慢…でき、ない…出す、ぞ…」
「うん…!いっぱい…好きなだけ中に出してっ…」

妹の言葉が途切れたときには、僕はありったけの精子を、膣の中にぶちまけていた。

「あ…!どくんって……兄、ちゃん…の…せい、し……が………………あ…っ………………………………!」

後は言葉にならなかった。
糸が切れたように、妹の身体からガクリと力が抜ける。
失神していた。

「お、おい?」

精魂尽き果てたのだろう。
けれど妹は、安らかな顔をしていた。
持ち主は意識を失ったというのに、その間にも、膣肉はうねりつづけ、僕の精子を絞り採りつづけた。

あれから数年がたつが、僕と妹はその後も定期的にセックスする仲を続けている。
実家をようやく出てからは、その頻度も増した。
休日などは、お互いのアパートを訪れて、日がな一日セックスすることも少なくない。
一生セックスなど無理かと諦めていたから、世間的なことはさておき、僕にとっては夢のような話なのは間違いない。

その一方で、妹は、あれ以来めっきり彼氏を作らなくなってしまった。
僕らの関係は、しょせんと言ってはあんまりだが、表ざたにできない関係に過ぎない。
将来のことを考えたら、あまりはまり込むと妹にとってはよくないだろう。
けれど、妹はそのたびに言う。

「気は使わないでよ。わたしは今満足してるから。…せめて今まで満足出来なかった分、取り返したいから」
「ほんといいのかよ…」
「兄ちゃんだって、あたしがいないとそのこん棒、もてあましちゃうくせに」
「…それはそうだけどな…」
「…大丈夫だよ、当分は。先のこと考えるのは、それからでもいいでしょ?」

そうやって妹は、誘うように指で濡れそぼった割れ目を左右に開く。
しばらくこの日常は、終わりそうにない。

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