昔から、母は僕にとって、性欲の対象だった。優しくてキレイな母親は、僕にとっては理想の異性というべき存在で、あるころを境に、彼女が近づいてくるだけで僕は胸が高鳴るようになった。
僕と母親は身体の相性も抜群だ
もともと、うちの母親は、同級生のお母さんたちに比べてかなり歳が若い方ではあったのだけれど、それを差っ引いても年齢が信じられないほどの容姿をいつまでたっても保っていた。さらに言えば、服までおしゃれだった。普段着はもちろん、お出かけするときの姿は下手なモデルなんかよりも女らしく、そんな母を僕は誇りに思うとともに劣情を募らせていた。
もちろん、自己嫌悪に陥ることも多かった。けれど、心の中の問題である以上、こればかりはどうしようもない。僕にとって、母への感情は我慢できるようなものではなかった。
結局、ある日限界に達した僕は、衝動的に母親を抱きしめてしまった。もちろん、行動に出てしまった直後に、しまったと思った。拒絶されるだろう。こんなことをしてしまった以上、もう、今までのようにやさしく接してはくれないに違いない。そんなことは、これまでの自己嫌悪の中で何度も当然のこととして認識できていた。それでもやってしまったものは仕方がない。僕は、最後と思って母親を抱きしめながら、硬く目を閉じた。
ただ、意外なことに、母は僕を振りほどくことさえしなかった。しばらく母の熱い、柔らかい体を全身で味わっていると、閉じた瞼の向こうで母親の声がした。
「やっぱり、そうだったんだね」
母が、耳元でつぶやくように言った。
「え?」
「薄々、こんなことになるんじゃないかって思ってたのよ」
「…知ってたの!?僕の気持ち…」
「知るわけないでしょ?でもね、年の功ってものよ」
「…」
母は意外に余裕のある声でそう言ったあと、ふっと軽いため息をついた。
「だから、いいわよ。このまま…」
「えっ」
母の言っている意味を理解できないほど馬鹿じゃない。母に密着したあそこが、みるみる熱を帯び、膨れ上がった。
「ふふ、大きくなったわね」
「ほ…ホントにい…いいの?」
「…覚悟はしてたから。でも、一つだけ約束して」
「え?」
「普段は、これまでどおり普通の親子でいること。セックスはさせてあげるけれど、それ以外の時にまで引っ張らないこと。わかった?」
「…う、うん…わ、わかったよ…」
実を言えば、残念だった。劣情はもちろんだったけれど、それと同じくらい、僕は女性として母が好きだったからだ。けれど、それだけは、母は許してくれそうにない。
仕方がない。もともと、非常識な話なんだから。身体を許してくれるだけでも、むしろ十分すぎるほどじゃないか。そう、僕は自分を納得させた。それから、これから始まる母親とのセックスに、意識を集中させた。
それまでの息子としての立場からでは見えていなかったが、はじめて抱いた母は、信じられないほどいやらしかった。
「ん…あっ!…あ、あなた、息子なのに…息子のおちん●んで、あたし…」
「母さん、いい、の…?」
母のま●この気持ちよさで意識が飛びそうになりながらも、僕は目前で顔を歪める母に話しかけた。自分のち●こで母親が感じている。その事実は、喜ばしかったけれど、同時に信じられないものでもあった。
「い、いいわよ…あたし、あなたのち●ちん…相性、いいみたい…」
「そ、そう?」
「すごく太くて、硬い…自信もっていいわよ」
「う、嬉しいよ、母さん…」
「さ、そんなこと気にしてないで…もっと、動いていいわよ…」
「う、うん…」
本人にそう言われたら、遠慮も消し飛ぶ。それまでこわごわ動いていた僕は、思い切り母の中を突いた。
「あふんっ!き、きてるぅ…」
「か、母さん…おま●こが…」
「気持ちいい?」
「うん!すごく…ぐにゃってして…」
「あたしも気持ちいいから…自然に、そうなっちゃうのよ…あんっ!」
じゅっぷ、じゅっぷと母のま●こは音を立て始めている。僕はそれを聞きながら、ますます激しく腰を振った。とはいえ、なにしろ経験がない。なすすべもなく、射精感が高まってきた。なんとかもう少し持たせようと思ったけれど、とても無理そうだ。
「か、母さん、出る…出ちゃうよ…」
「いいわよ」
「…え?」
「我慢しないで…思いっきり出した方が、気持ちいいわよ」
「で、でもまだ、全然…」
「そんなこと考えないで…これからいっぱいさせてあげるから、そのうち慣れるわよ」
母親としての優しい声に、僕はつい甘える気持ちになった。そのとたん、我慢が出来なくなり、かっと尿道の奥から精液がせりあがってきた。
「あ、出る、出るよぉ…」
「ああっ!」
短く、鋭い母の喘ぎ。ま●こが、きゅっ、きゅっと精子の侵入に反応したのか、収縮した。ドクドクと、僕の白い液体が、母の中に流れ込んでいった。
もともと僕はおとなしいたちだったけれど、それ以来、それまで以上に理想の息子を演じることにした。あんなことをさせてくれるのだ。それくらいは努力しないと、申し訳がたたない。父への罪悪感はもちろんあるけれど、止められない。父がいない夜に母親の部屋に行くと、母はすこし頬を紅潮させ、僕を迎え入れてくれる。それが、最近の僕の日常だ。